10月14日(水)、2026年度目白大学特定学修支援団体チャレンジ企画「中国語キャリアチャレンジ支援」の一環として、ゲスト講座「雑誌編集で中国語」を開催しました。講師には、日中文化交流誌『和華』(株式会社アジア太平洋観光社)の編集を担当している重松なほ氏をお迎えしました。
『和華』は2013年に創刊された雑誌で、文化をテーマに、日本と中国の文化の交差点を毎号さまざまな切り口で紹介しています。講演では、パンダや華流(中国ドラマ)、アニメなど、これまでの特集号を示しながら、雑誌の特色が紹介されました。

続いて、雑誌ができあがるまでの流れが、実際の誌面とともに説明されました。企画から取材、執筆を経て、原稿は編集部の全員で読み合わせ、レイアウトや校正も全員で確認しながら一冊に仕上げていくそうです。浙江省の巨大な撮影基地「横店影視城」での取材の様子も紹介されました。
後半は、「中国語と編集」をテーマにお話がありました。『和華』の編集部には、留学経験があり中国語を話せるスタッフもいれば、中国語をまったく話せないスタッフもいるそうです。中国語ができるかどうかにかかわらず、取材は相手を知り、その姿を読者に正しく伝える誌面をつくるために行うものだというお話がありました。日本と中国のスタッフがともに働く職場ならではの、仕事の進め方や言葉の受け止め方の違いについても触れられました。
就職についてのお話もありました。あくまで重松氏の印象としては、中国に関わる企業では新卒の一斉採用とは限らず、時期や形もさまざまだと感じるそうです。そうした中では、自分から売り込んだり、日頃から発信したりすることが大切で、何がきっかけで採用につながるかわからないというお話は、これから進路を考える学生にとって具体的なヒントとなりました。
最後に、取材でさまざまな人に出会えること、人とのつながりが広がること、チームでものをつくる楽しさなど、編集の仕事の魅力が語られました。

今回は24名が参加しました。受講生からは、次のような感想が寄せられました。
「雑誌を作ることの大変さをよく知れた。4人で雑誌を作っていると知ってとても驚いた」(中国語学科1年)
「中国人と日本人が協力して、良いコミュニケーションを取りながら仕事をしていることを知れてとても興味を持った」(中国語学科1年)
「取材や企画の話を聞いていて楽しそうで、雑誌買ってみたくなりました」(中国語学科3年)
『和華』の最新51号「華流でみる武侠」は、10月20日に発売されます。
次回の中国語キャリアチャレンジ支援
10月21日(水)15:10〜16:40 01400演習室
芦田久美子先生「HSK4級からHSK6級を目指す中国語学習」
途中の回からでも、学部学科を問わず参加できます。